PPLI(People Inc.) FY2026 Q1 決算説明会
決算電話会議(Earnings Call)の日本語要約と逐次翻訳
決算発表日:
決算ハイライト
四半期末: 2026年3月31日 前年同期比 (YoY) は同四半期の前年実績との比較です。
- 売上高
- $422.9M
- -12.2%
- 営業利益
- -$40.1M
- -266.1%(利益率 -9.5%)
- 純利益
- -$71.9M
- +66.8%
- 希薄化後 EPS
- -$0.94
- +64.4%
AIセンチメント分析
決算説明会のトーンを AI が分析したものです。スコアは -100(弱気)〜 +100(強気)。
事業構造の再編(IACからPeople Inc.への移行)を完了させ、非セッション型の収益モデルへの転換が成功していることを強調。Googleへの依存脱却とAI活用、MGMとのヘッジ戦略など、将来の成長に向けた明確なビジョンを示している。
経営陣のトーン
+85 強気
アナリストの論調
+10 やや慎重
市場の懸念度: 中
トピック別センチメント
- 事業構造改革と再編 +80 強気
IACの簡素化とPeople Inc.へのリブランディングにより、コスト削減と経営資源の集中を図っている。
- 非セッション型収益(Inversion projects) +90 強気
広告や購読に依存しない新しい収益源がデジタル収益の41%に達し、成長を牽引している。
- AI・成長戦略 +85 強気
AIをリスクではなく、コンテンツ制作の効率化や広告ターゲティング(D/Cipher)の精度向上に活用する楽観的な姿勢。
- Google依存からの脱却 +70 やや強気
検索トラフィックの減少を認めつつ、Apple NewsやSNS等のオフプラットフォーム経由の成長で補完している。
- 資本配分とMGM +75 強気
潤沢なキャッシュフローを自社株買いやMGMへの投資、将来的な配当に充てる方針を示している。
- 法務リスク(Google訴訟) +50 中立
Googleの独占禁止法訴訟による賠償金は期待しているものの、発生時期や金額の確定には不確実性がある。
定量指標(語彙ベース)
1.6
ヘッジ語密度 /1000語
79%
Q&A の割合
8
登壇アナリスト数
8,870
総語数(原文)
※ 本分析は AI による自動推定であり、投資助言ではありません。
全体要約 (Summary)
シニア・アナリストとして、PPLI(People Inc.)のFY2026 Q1決算電話会議の内容を、投資家向けに要約・分析しました。
決算要約:PPLI(People Inc.)FY2026 Q1
エグゼクティブ・サマリー 本四半期は、IACからPeople Inc.への組織再編およびブランド移行という、極めて重要な転換点となりました。業績面では、デジタル収益が10四半期連続の成長を記録し、従来の広告モデルに依存しない「非セッション型収益」がデジタル収益の41%まで拡大するなど、戦略的な転換が着実に成果を上げています。Care.comの売却や検索事業の終了により、ポートフォリオの簡素化が進み、リソースをコア資産(People Inc.およびMGMリゾーツ)へ集中させる体制が整いました。
1. 決算の要旨(全体的な業績と評価)
- デジタル成長の継続: デジタル収益は前年同期比8%増となり、デジタル調整後EBITDAマージンも18%から20%へ拡大しました。
- 収益構造の変化: 従来のWebサイト訪問数(セッション)に依存するモデルから、ライセンスやコマース等の「非セッション型収益」への移行が加速しており、同部門は前年同期比24%増と力強い成長を見せました。
- キャッシュフローと財務健全性: 第1四半期だけで約5,000万ドルのフリーキャッシュフロー(FCF)を創出。通期で1.5億ドル超を見込んでおり、負債の削減と自社株買いに充てる余力があります。
- 会計上の注意点: Care.comの売却に伴い、同社が「継続事業除外(Discontinued Operations)」として分類されたため、一見すると売上高が減少したように見えますが、これは戦略的な資産整理によるものであり、実態としての成長性は維持されています。
2. セグメント別・地域別の動向
- People Inc. (Digital): Google検索経由のトラフィック減少という課題に対し、Apple News、TikTok、Instagram等の「オフプラットフォーム」経由のオーディエンスが27%増と大幅に成長し、リスク分散に成功しています。
- Print (印刷媒体): 減少傾向にあるものの、EBITDAは固定費をカバーできる水準を維持しています。
- Emerging & Other: VivianおよびThe Daily Beastが好調で、収益成長が加速しており、通期ガイダンスを引き上げました。
- Search (検索事業): Googleとの契約条件変更に伴い、収益性の確保が困難であるとして、事業終了を決定しました(非中核事業の整理)。
- MGM Resorts (関連資産): 日本での大規模リゾート開発(2029-30年開業予定)を含む、長期的な成長ドライバーとして位置づけられています。
3. 経営陣が強調した戦略、成長ドライバー
- 「インバージョン(反転)プロジェクト」: 従来の広告・購読モデルを超え、ブランドの知見を活用した物販、サービス、ソーシャルショッピング等の新事業(MyRecipes, Southern Livingのブランド拡張等)を推進。
- AI(人工知能)戦略:
- 効率化: AI活用により、コストを維持したままコンテンツ制作量を50%増加。
- 収益化: 広告ターゲティングツール「D/Cipher」へのAI実装、およびLLM(大規模言語モデル)開発企業(Meta, OpenAI, Microsoft等)へのコンテンツライセンス提供による収益化。
- コスト構造の最適化: IACとPeople Inc.の二重のコーポレート機能を統合することで、年間約4,000万ドルの運営費削減を見込んでいます。
4. アナリストの質問と回答の重要点
- AIのリスクと機会: 検索トラフィックの減少リスクに対し、経営陣は「AIはリスクではなく、コンテンツ供給者としての価値を高める機会」と回答。AI時代において、信頼できる「ブランド」の価値はむしろ高まると強調しました。
- Turoの動向: かつて減速が見られたTuroは、マーケティング強化とコスト効率改善により、第1四半期には2桁の収益成長に復帰。将来的なIPOや売却の可能性があるものの、現在は成長を維持する方針です。
- 資本配分(キャピタル・アロケーション): 余剰キャッシュの用途について、自社株買い、MGMへの追加投資、および将来的な配当開始の可能性について言及がありました。
5. 今後の見通しとガイダンス
- People Inc. デジタル収益: 前年同期比で「Mid to High Single Digit(5〜9%程度)」の成長を維持。
- People Inc. 調整後EBITDA: 3億1,000万ドル〜3億4,000万ドルの範囲を再確認(Reaffirm)。
- Emerging & Other 調整後EBITDA: 強調された成長を受け、500万ドル〜1,500万ドルへと上方修正。
- コスト削減効果: 2027年第2四半期には、組織統合によるコスト削減効果が完全にP/Lに反映される見込みです。
アナリストの視点: 本決算は、Googleへの依存脱却(脱検索依存)と、コンテンツの「資産化(ライセンス・コマース)」という、デジタルメディア企業が直面する構造的変化に対する極めて的確な回答を示しています。組織のスリム化とキャッシュ創出能力の高さから、今後の資本配分(株主還元やMGMへの投資)が株価の主要なカタリストになると予想されます。
逐次翻訳 (Faithful Translation)
オペレーター
こんにちは。IACの2026年度第1四半期決算電話会議へようこそ。これより、COO兼CFOのクリストファー・ハルピン氏に進行をお渡しいたします。それでは、よろしくお願いいたします。
クリストファー・ハルピン
ありがとうございます。皆様、おはようございます。クリストファー・ハルピンです。IACの第1四半期決算電話会議へようこそ。
本日は、IACの会長兼シニア・エグゼクティブであるバリー・ディラー、People Inc.のCEOであるニール・ヴォーゲル、およびPeople Inc.のCFOであるティム・クインが同席しております。IACは本日、当社ウェブサイトの投資家向け情報(IR)セクションに、「第1四半期決算プレゼンテーション」と題したプレゼンテーション資料、および先週公開された会長からのレターを掲載いたしました。本日の電話会議では、バリー、ニール、クリストファー、そして私が、そのプレゼンテーション資料とレターに言及しながら導入の挨拶を行い、その後、質疑応答の時間に移ります。
クリストファー・ハルピン
それに先立ちまして、本プレゼンテーションにおいて、連邦証券法に基づく「将来予想に関する記述(forward-looking statements)」とみなされる特定の記述を行う可能性があることを、念のため申し上げます。これらの将来予想に関する記述には、当社の見通し、戦略、および将来の業績に関する記述が含まれる場合があり、それらは現在の予想および現在入手可能な情報に基づいています。
クリストファー・ハルピン
実際の結果は、最新の年次報告書(Form 10-K)およびその後SEC(証券取引委員会)に提出した報告書に含まれるものを含む、多くのリスクや不確実性により、これらの記述において表明または暗示された将来の結果とは大きく異なる場合があります。本電話会議で提供される情報は、こうしたリスクを考慮した上で検討されるべきものです。
クリストファー・ハルピン
また、特定の非GAAP指標についても議論します。念のため申し上げますと、これには調整後EBITDAが含まれますが、本日の電話会議では簡略化のため「EBITDA」と呼びます。すべての比較可能なGAAP指標、およびすべての重要な非GAAP指標の完全な調整内容については、当社の決算リリース、投資家向けプレゼンテーション、SECへの提出書類、および重ねて当社ウェブサイトの投資家向け情報セクションをご参照ください。それでは、バリーに交代します。
バリー・ディラー
ありがとう、クリス。皆様、おはようございます。皆様がお読みいただいていることを願う手紙を書きました。というのも、私たちが現在経験しているこの変革については、私が口頭で説明するよりも、手紙の方がはるかにうまく表現できているからです。
多くの方から「なぜ今なのか?」と尋ねられます。実のところ、これは私たちが業務を簡素化し、簡素化を模索してきたここ数年、実際には継続して行われてきたことなのです。この組織が30年前に始まって以来、私たちは4つのサイクルを経験してきました。そのサイクルを通過するたびに、私たちは多くの公開事業体をスピンオフしてきたため、より小規模な企業となってきました。
バリー・ディラー
私はそれが気に入っています。なぜなら、それによって再び拡大していくためのエネルギーと集中力が生まれると考えているからです。また、将来的に、おそらく願わくば当社が持つことになる唯一の資産となるであろう2つの主要資産についても考えています。未来の話ではなく、実際には現在の話をしています。
それはPeopleと、MGMリゾーツへの持ち分です。私が手紙に書いたように、ある意味で、それらは完璧なヘッジになると考えています。一方は主にバーチャルな世界にあり(もちろん多くの雑誌も発行していますが、非常にデジタルな世界にあります)、もう一方は米国や中国のリゾート、そして日本にあるビルといった、非常に実体のあるハードアセットです。ですが、私がとりとめもなく話すよりは、皆様に少し時間を割いて手紙をお読みいただきたいと考えています。
バリー・ディラー
実際には、Amazonが行うような、「それでは、皆様に手紙をお読みいただくために5分間の沈黙の時間をおります」といったことはしません。そうするつもりはありません。とは言え、長年にわたり卓越した貢献をしてくださっているハルピン氏に、ぜひ感謝を伝えたいと思います。今回が、あなたが参加する最後の電話会議になりますか? それとも次回も参加されますか?
クリストファー・ハルピン
五分五分の状況ですので、私が次回出席できるかどうかは、その時にならないと分かりません。
バリー・ディラー
また次回もお会いできるでしょうが、感謝の意を表して、ありがとうと言っておきましょう。
クリストファー・ハルピン
ありがとうございます。
バリー・ディラー
それでは、先に進みましょう。実際、皆さんには単に的を射た質問をしていただき、我々も的を射た回答をすることが、全員にとってずっと良いことだと私は思います。
クリストファー・ハルピン
分かりました。主要なページの内容を説明するために、いくつか準備された発言を行います。ニール、始めてくれますか?
ニール・ヴォーゲル
かしこまりました。皆様、スライド5をご覧ください。People Inc.において、我々は今回も非常に堅調な四半期を過ごしました。デジタル収益は8%の成長を達成し、これは10四半期連続の成長となります。
また、デジタル調整後EBITDAマージンは、昨年の第1四半期の18%から20%へと拡大しました。当社の業績は、多角化されたオーディエンスおよび収益ミックスによって支えられています。真に多様なオーディエンスと、真に多様な収益。オーディエンスが現在利用している媒体に合わせることに、徹底して注力しています。
そのために、当四半期においても、多数の新しい製品やサービスへの投資を継続しました。
バリー・ディラー
少しゆっくり話してください。
ニール・ヴォーゲル
BD(バリー・ディラー)が我々の「インバージョン・プロジェクト」と呼び、我々も同様に呼んでいるものを含みます。これらは、当社のアイコニックなブランドを基盤として構築されたビジネスであり、従来の出版モデルを拡張・超越するもので、セッションベースではない収益の加速につながっています。以前お話しした初期プロジェクトに関するいくつかの最新情報と、今後予定されていることのハイライトをいくつかご紹介します。当社の製品であるMyRecipes、Recipe Lockerツール、Peopleアプリ、そしてInStyleのソーシャルメディアにおけるブレイク中のシリーズ「The Intern and The Boss」において、確かな手応えが得られています。
ニール・ヴォーゲル
第2四半期には、我々の最も強力なオーディエンス層である「Southern Living」のスーパーファン向けのメンバーシップ・クラブを展開する予定であり、続いて「Food & Wine」に対しても同様のプログラムを展開することを計画しています。我々にとって非常にエキサイティングな取り組みとして、当社のスケールド・コマース事業の学びに基づいた新しいソーシャルショッピング・ツールを立ち上げます。そこでは、ショッパーが将来の購入のために、自身の選択した商品を非常に革新的な方法で簡単に保存・保管できるようになります(これも今後登場予定です)。
ニール・ヴォーゲル
今後の四半期を通じて、次々と製品を投入する計画ですので、それを期待していただいて構いません。いいですか、我々の焦点は、オーディエンスが好む形(彼らの条件)で彼らに接することにあります。次のスライドがこれをさらに説明しています。皆様、スライド6をご覧ください。
過去数年間のトレンドが継続していることがお分かりいただけると思います。ご覧の通り、我々の機会は明らかにこのページの右側にあります。コア・ウェブ・セッションは引き続き課題に直面しています。Google検索トラフィックは予想通り減少しており、今後もそれが続くと予想しています。
ニール・ヴォーゲル
コア・ウェブ・セッションからオフ・プラットフォーム・オーディエンスへの代替率が高まっているため、オープン・ウェブからのトラフィックも少し減少しました。しかし、我々の成長の原動力は、引き続きこれらのオフ・プラットフォーム・オーディエンスであり、これらは第1四半期に27%成長しました。Apple News、TikTok、Instagram、YouTube、およびシンジケーション・パートナーにおいて強力なパフォーマンスが見られます。我々のオーディエンスのトレンドは、今日のユーザーの所在、および広告主やマーケターが彼らとつながりたいと考えている方法と一致しています。
ニール・ヴォーゲル
数字をご覧いただければわかる通り、戦略は機能しています。ページ7に進みます。我々の大きなストーリーは、引き続き非セッション型収益であり、これは第1四半期に前年同期比で24%増加しました。デジタル収益に占める非セッション型収益の割合は拡大し続けています。
前年同期の第1四半期の35%に対し、現在は41%に達しています。
ニール・ヴォーゲル
前四半期と同様に、これは当社のAIを活用した広告ターゲティング・ツールであるD/Cipher、当社のソーシャル広告およびカスタム広告プログラム、Apple News、そしてMetaとの提携の追加を含む強力なライセンシング実績によって牽引されています。また、堅調な四半期実績を上げ、これらのオーディエンスに対する強力なマネタイズを継続することで、セッション型収益においても健全なビジネスを維持しました。当社ブランドの強みが、プレミアムな単価を真に押し上げています。
ニール・ヴォーゲル
我々の将来のモデルは明確であり、焦点が定まっています。1つ目は、非セッション型収益ストリームからの力強い成長。2つ目は、セッション型ビジネスの遂行。3つ目は、オーディエンスや広告主と直接つながり、彼らがいる場所に接することであり、これには当社のインバージョン・プロジェクトへの大きな注力も含まれます。
我々はこの四半期を非常に誇りに思っており、財務状況の概要を説明するティムをこの会議にお迎えしたいと思います。
ティム・クイン
ありがとうございます、ニール。ここにいられて光栄ですし、皆様とお仕事ができる機会を得てワクワクしています。私、そして経営陣のほぼ全員は、ニールと共に、あるいはニールの下で、そしてIACのリーダーシップの下で、10年以上にわたり現在の職務に就いています。この継続性は、私たちが共に達成してきた成功の大きな要因であり、エキサイティングな移行期を迎えるにあたって、大きな自信を与えてくれるものだと考えています。
ですので、それを楽しみにしています。
ティム・クイン
一瞬スライド8を参照し、財務に焦点を戻します。ニールが言ったように、第1四半期は非常に強力な四半期となりました。デジタル収益は8%増加し、デジタル・マージンは約200ベーシス・ポイント拡大し、堅実な45%のデジタル増分マージンを創出しました。これは、当社のブランドの強さ、それらが支える多様な収益モデル、そして当社のあらゆる投資判断に持ち込んでいる継続的な規律の証です。
ティム・クイン
プリント部門のEBITDAは当四半期に減少しましたが、これは予想通りでした。四半期ごとの変動は多少ありますが、通期のプリントEBITDAは、今年に限ってはGoogleとの訴訟費用として見積もられる1,500万ドルを除外するという条件付きではありますが、People Inc.の間接費を賄うという見通しを改めて表明いたします。最後に、当四半期において、5,000万ドル近い非常に堅実で予測可能なフリー・キャッシュ・フローを継続的に創出しており、今年は1億5,000万ドルのフリー・キャッシュ・フローを超える軌道に乗っていることを強調しておきたいと思います。純有利子負債は約11億ドルであり、バランスシートの状態は非常に良好であり、比較的迅速にデレバレッジ(債務削減)を継続できる機会があると感じています。
ティム・クイン
9ページに移りまして、セグメント報告におけるいくつかの変更点について強調したいと思います。当社は、以前はプリント・セグメントに含まれていたM&Iと呼んでいるレガシー・メディア・エージェンシー事業の管理体制を移行させ、現在はD/CipherチームとJim Lawsonの傘下で運営しています。その結果、第1四半期および過去の期間の両方において、当該事業をプリントからデジタルへと再分類しました。この理由として、これにより当社に2つの刺激的な新しい機会がもたらされます。
ティム・クイン
第一に、D/Cipherにとっての新たな配信チャネル、具体的には、当社のセールスチームがこれまで開拓できていなかった独立系エージェンシーや政治広告主への道が開かれます。第二の機会は、この事業と運営をD/Cipherの傘下に置くことで、これらの広告主に対して、より高度なプロダクトを提供し、優れたパフォーマンスを実現するとともに、People Inc.にとってより高いマージン(利益率)をもたらすことができる点です。第1四半期において、その恩恵の一部が当社に帰属したことをすでにご確認いただけたかと思います。
ティム・クイン
政治広告に関する点について一点申し上げます。歴史的に、People Inc.は自社ブランドの媒体上では政治広告を掲載してきませんでしたが、今後はD/Cipherを使用して、サードパーティのサイト上でこの広告カテゴリーをターゲットにすることができます。これらの政治広告サイクルは、数値に多少の変動を生じさせます。特に2024年の大統領選挙サイクルに関連して顕著です。
ベースラインを示すために申し上げますと、政治関連の資金を除いた場合、M&Iの売上高は横ばいでした。それが、今回移行させる事業の実態です。
ティム・クイン
このセグメント報告の変更により、第1四半期のデジタル売上成長率は約200ベーシスポイント押し下げられました。この変更がなければ、8%の成長は10%になっていたでしょう。しかし、最終的には、この動きによって、特に今年の下半期において、D/Cipherの成長と採用が加速すると期待しています。これらすべての変更は当年度のガイダンスには影響せず、デジタル売上成長率を1桁台半ばから後半、全社の調整後EBITDAを3億1,000万ドルから3億4,000万ドルの範囲とする見通しを改めて表明いたします。
以上をもちまして、IACに関する変更点について説明するため、クリスにマイクを戻します。
クリストファー・ハルピン
ありがとう、ティム。スライド11に移りまして、前四半期のPeople Inc.以外の財務実績についてお話しします。IACの簡素化とキャッシュ残高の積み増しという当社のコア戦略を継続して実行する中で、多くの面で多忙な四半期となりました。まず、3月にCare.comの売却を完了し、2億9,600万ドルの純手取額を創出しました。
売却完了に伴い、Care.comは連結財務諸表において非継続事業として表示されています。これによって一晩のうちに多少の混乱を招いたと考えておりますが、これについては後ほど詳しく説明します。
バリー・ディラー
つまり、単に人々が適切に「add(加算)」できなかったことだけで、これほど(批判を)浴びることになるとは、混乱の種になったのではないかという意味です。
クリストファー・ハルピン
はい。「subtract(減算)」ですね。BD、それについては彼らと調整します。当社は、最もよく知り、確信を持っている2つの会社、IACとMGMに引き続き資本を割り当てています。
前回の決算発表以降、1億1,100万ドルでIACの株式290万株を自社株買いしました。2025年の初頭以来、IACの株式の13%を買い戻しています。また、MGMの追加株式100万株を3,700万ドルで購入し、保有比率を26%に引き上げました。
クリストファー・ハルピン
バリーが書簡で述べた通り、我々は引き続き両方の株式を資本配分の優先領域と見なしています。当四半期、当社の新興・その他セグメントは、VivianとThe Daily Beastの両方が勢いを維持し、共に収益成長が加速したことで、好調な業績を示しました。両社を合わせて、当四半期に約400万ドルの調整後EBITDAを創出しました。
クリストファー・ハルピン
また、4月に検索セグメントの事業を終了しました。多くの方がご存知の通り、これは率直に言って多くの期待を大幅に上回る期間存続してきた非中核事業でした。以前開示した通り、Googleは昨年末、現行の条件では検索契約を更新しない旨を当社に通知してきました。第1四半期にかけての交渉の結果、Googleから提示された新しい条件では、自信を持って収益を伴う事業運営を行うことはできないという結論に至りました。
クリストファー・ハルピン
事業終了の一環として、退職金および前払ソフトウェアの評価減により700万ドルの費用が発生しました。また、検索事業は第2四半期の財務諸表から非継続事業として表示されることになります。もう一点、当四半期に未使用のドメイン名を750万ドルで売却しました。検索事業が終了したことで、Ask.comを含む、その事業を支えていたドメインのポートフォリオを収益化し、新たな資金調達の機会を創出することに注力してまいります。
クリストファー・ハルピン
第1四半期の前年同期比の収益性を比較する際には、多くのノイズ(混乱要因)があります。ページの右下に、いくつかの主要な一時的項目を記載しました。昨年については、People Inc.における多額の非現金リース利益、および当社のCEOの離職に関連する費用が含まれます。今年については、顕著な退職金、取引費用、および訴訟費用が含まれます。
スライド12に移ります。先週、IACをPeople Inc.へとリブランドする計画の根拠を共有したバリーの書簡と並行して、IAC親会社とPeople Inc.子会社のコーポレート機能の統合に関する主要な要素をまとめた8-Kを発行しました。
クリストファー・ハルピン
根本的な原則は、People Inc.に一つの主要な事業がある以上、IACとPeople Inc.の二重のコーポレート費用はもはや必要ではなく、合理的ではないということです。これまで多くの事業会社を管理していた際、IACのコーポレート層は、各社に対して戦略的な監督、シェアードサービス、およびM&Aのサポートを提供し、各社が独立して運営でき、成長と成功に向けた体制を整えられるようにしてきました。
クリストファー・ハルピン
Care.comの売却、およびPeople Inc.とMGMリゾーツへの注力の絞り込みに伴い、重複する機能を排除し、大幅なコスト削減を実現する機会が生まれました。我々は慎重な統合計画を策定しました。これに基づき、今後数四半期にかけて、シニアリーダーシップの多くを含むIACのコーポレート従業員の半数以上が、その職責をPeople Inc.の担当者へと引き継ぎ、当社を退職することになります。
クリストファー・ハルピン
この統合における主要な領域は、会計、税務、内部監査、法務、M&Aなどです。各従業員には具体的な退職日が設定されており、統合が完了するまで業務に専念してもらえるよう、リテンションプランが用意されています。移行プロセス全体は、2027年2月まで続く予定です。年間ランレートで4,000万ドルの営業費用削減、および2,000万ドルから2,500万ドルの株式報酬の削減を見込んでいます。
クリストファー・ハルピン
これらの削減効果は、従業員の退職に伴い今後数四半期にかけて段階的に現れ、2027年第2四半期が、損益計算書(P&L)に統合による削減効果の全額が反映される最初のクリーンな四半期となります。合理化に伴う一時費用の総額は6,300万ドルで、その内訳は、現金、退職金、および関連費用として1,500万ドル(うち1,000万ドルは当四半期に計上済み)、および今後4四半期にわたって計上される4,800万ドルの株式報酬費用です。
クリストファー・ハルピン
我々の素晴らしい最高法務責任者であるKendall Handlerと私は、第2四半期決算の提出後、8月中旬に退任し、その後2027年3月までアドバイザーとして留任します。Neilが、新たにPeople Inc.と改称される親会社のCEOに就任し、Timが同じ8月中旬のタイミングでCFOに就任する予定です。私たち全員が協力して、People Inc.が継続的な成功を収められるよう、円滑な移行を進めています。
クリストファー・ハルピン
最後に、スライド13に移ります。これが質疑応答に入る前に提示する最後のスライドになります。皆様がこれを喜んでくださることは承知しています。ガイダンスについては、People Inc.の調整後EBITDAガイダンスを3億1,000万ドル〜3億4,000万ドルと再確認した一方で、VivianとThe Daily Beastの好調に基づき、エマージングおよびその他部門のガイダンスを調整後EBITDAで500万ドル〜1,500万ドルへと引き上げました。
クリストファー・ハルピン
念のため申し上げますと、Care.comは現在、非継続事業となっているため、当社の財務諸表およびガイダンスの両方から除外されています。昨晩、第1四半期のIAC連結決算の未達とガイダンスの引き下げを引用する反応がいくつか見られました。当社の分析では、それらの市場解説者や多くのアナリストは、Careの収益とEBITDAが非継続事業として除外されたことを考慮できていないと考えています。
クリストファー・ハルピン
念のため申し上げますと、Searchも同様に分類される予定であり、報告済みの、または過去の収益、および将来の収益、ならびに調整後EBITDAには含まれず、当社のガイダンスの一部でもありません。企業費用ガイダンスについては、先ほど申し上げた退職金およびその他の一時的費用に起因して、9,500万ドル〜1億500万ドルへと引き上げました。
クリストファー・ハルピン
統合の完了後、IACの年間ランレートでの企業コストは約4,500万ドル、全社の株式報酬は3,000万ドルに減少すると予想しています。これらの数値は、今後発生する可能性のある、人員およびリーダーシップ関連コストのコーポレート・レベルへの再配分を行う前のものです。しかし、そのようなコスト配分の変更があったとしても、予想される連結費用の削減額に影響を与えることはありません。それでは、質疑応答に移ります。
オペレーター、最初の質問をお願いします。
オペレーター
ありがとうございます。最初の質問はジェフリーズのJames Heaney氏からです。どうぞ。
ジェームズ・ヒーニー
ありがとうございます。質問させてください。IACの次の章についてお話しいただけますか?例えば、今後5年間はどのようなものになるとお考えか、また、今後の資本配分の主要な領域は何でしょうか?引き続き、M&Aや特定の新しい領域への展開も検討されますか?追質問もあります。
バリー・ディラー
そうですね、今後5年間のことはお答えできません。つまり、来年や数ヶ月後についてならお話しできますが。5年先なんて、誰に分かるというのでしょうか?私たちが持っているものは、現在の手持ち資産による並外れた機会であると考えています。つまり、クリスが今説明したことは、ある種の「大掃除」であり、その大掃除は、私が申し上げた通り、しばらく前から続いています。
その集大成が、実際には今四半期の、社名の変更や、あらゆるタスクの遂行、そして非中核資産の切り離しの継続なのです。
バリー・ディラー
前にも申し上げました通り、コア資産は、願わくば、わずか2つになる予定です。我々には十分な資本があります。非常に良好なバランスシートを有しています。機会がある方向であれば、どのような方向へも進むことができます。
我々の目の前にある最大の、おそらく最大の機会は、我々の出版事業とPeopleで行われている取り組み、そして我々が「インバージョン(逆転)」と呼んでいるものだと考えています。それは、標準的な広告や購読料収入とは無関係な、19もの異なるイニシアチブを我々が持っているということです。
バリー・ディラー
これらの中から、あらゆるカテゴリーにおいて、単独所有、あるいは提携による極めて大規模なビジネスを構築できると考えています。Peopleについて理解してきたことは、その……実際には、つまり、私はいつもこの数字を間違えてしまうのですが、我々はいくつの雑誌を持っているのでしょうか?
クリストファー・ハルピン
約40のブランドがあります。
バリー・ディラー
本、あるいは何と呼ぼうとも。
クリストファー・ハルピン
約40のブランドがあります。
バリー・ディラー
わかりました。
クリストファー・ハルピン
投資対象となる、9つか10の主要なブランドがあります。
バリー・ディラー
これらを通じて、他の誰も実際には知らないような、非常に多くの事柄について、我々は非常に多くのことを知っています。ブランドをライセンス供与し、この知識やあらゆるものを他者が活用できるようにライセンス供与するという、ある種の確立された出版モデルに留まるのではなく、我々自身がそれを活用していくのです。
バリー・ディラー
それらの中から、もし我々が広告ともサブスクリプションとも関係のない、商品、サービス、製品などに関わる真に実体のある事業を構築できず、また、これらすべての領域における我々の知見の集積から、他の誰よりも優れた優位性を得ることができないのであれば、私は非常に失望することになるでしょう。もう一点、ちょっとした補足ですが、我々は、何だったかな、3億ドル相当ほどの実際の、人々が家庭に置いているようなハードコピーのものを発行しています。
クリストファー・ハルピン
はい。そうです。
バリー・ディラー
追加のページにかかるコストはゼロです。我々は他にも、実際にどれほどのデジタル・インプレッションを持っているでしょうか?
クリストファー・ハルピン
つまり―
バリー・ディラー
つまり―
クリストファー・ハルピン
何十億、何百億ものページです。
バリー・ディラー
分かりました。もし我々が(良いアイデアを)出せれば、そして、もし出せなければ、我々は本当に愚か者です。もし良いアイデアを思いついたなら、我々は実質的に追加コストを1ドルもかけずに、それらを宣伝することができます。それが将来に向けてどれほどの拡声器(メガホン)になることか、それが我々が行う仕事です。
現金を他に何に使うにしても、我々は引き続き機を見て自社株買いを行っていきます。MGMリゾーツへの投資も継続します。同社の将来についても、これ以上ないほど期待しています。これは、繰り返しますが、ここ2年近く取り組んできたことです。
この瞬間から先は、我々が自由に書き込んでいくことができる、クリーンで明快、かつシンプルな白紙のようなものです。そして、必要なツールはすべて揃っていると私は考えています。少し話が長くなりましたが、以上です。次の質問を。
ジェームズ・ヒーニー
ありがとうございます。全般的なマクロ環境について、一つ追加で質問があります。
バリー・ディラー
なぜ続けて質問できないのですか?
クリストファー・ハルピン
彼はもう一つ質問するつもりだったのだと思います。
バリー・ディラー
分かりました。
ニール・ヴォーゲル
どうぞ、ジェームズ。
バリー・ディラー
分かりました、結構です。何でしょうか?
ジェームズ・ヒーニー
はい、ただー
バリー・ディラー
マクロですね。
ジェームズ・ヒーニー
すみません、Peopleおよびその他の事業におけるマクロ環境についてです。地政学的な状況や、その他のマクロ要因について、どのようなものが見えてきているか伺えればと思います。ありがとうございます。
クリストファー・ハルピン
はい、広告市場について手短に述べさせていただきます。前四半期に、10段階評価で6/10であるとお伝えしましたが、今もなお6/10であると考えています。機会もあり、リスクもあります。現在、ティムも同席していますので、彼から各業界の状況やリスクについての詳細を説明させます。
ティム・クイン
はい、ヘルスケアや製薬、テック、通信といった分野には確かに強さがあります。一方で、消費者にさらされている分野は少し軟調です。特に、いわゆる平均的な消費者向けの、CPG(消費財)や食品・飲料などの分野です。イラン問題や紛争に関連して、プランニング(広告計画)に多少の減速が見られましたが、現在はそれが少し緩和してきていると考えています。
まだ少し先行きが不透明ではありますが。全体としては、ニールが言ったように、市場は、その、強いです。爆発的に伸びているとは言いませんが。
ニール・ヴォーゲル
何か変化がない限り、我々の仕事をするには十分な状況です。
ティム・クイン
はい。ポートフォリオ全体として、高所得層と低所得層の乖離についてはしばらくの間お話ししてきましたが、それが「K字型」と呼ばれるものだとは知りませんでした。今ではK字型と呼ばれていますね。その傾向は継続しており、おそらく残念ながら、現在起きていることによって国全体で悪化しているのだと思います。
ジェームズ、ありがとう。
クリストファー・ハルピン
オペレーター、次の質問をお願いします。
オペレーター
次の質問は、TD Cowenのジョン・ブラックリッジ氏からです。どうぞ。
ジョン・ブラックリッジ
ありがとうございます。第1四半期のPeopleデジタル収益の主要な要因について伺えますか?パフォーマンス・マーケティング、ライセンシング、およびその他の収益において並外れた成長が見られましたが、第2四半期の収益トレンドについて何か詳細を教えていただけますか?デジタルEBITDAについては、予想を上回りました。マージンの上振れの要因について、また、第2四半期および年度の残りの期間をどのように考えるべきかについて、詳細を伺えますか?最後に、インバージョン・プロセスの一環としての個別の取り組みについて、1つか2つ詳細を伺えればと思います。ありがとうございます。
ニール・ヴォーゲル
もちろん。まずはそれ(インバージョン)から始めましょう。私が先にインバージョンについて話し、その後の連続する質問についてはティムが引き継ぐことにします。インバージョンについては、BDが言ったように、最も重要なのは、それが組織に活力を与えたということです。
私たちは、アメリカの文化の柱である象徴的なブランドを所有しているという、非常に素晴らしい立場にあります。いくつか統計と、以前お話ししたことのアップデートを。最初に行ったことの一つに、この「レシピ・ロッカー(Recipe Locker)」の立ち上げがあります。現在、オープン・ウェブにおけるレシピ・トラフィックの半分以上を私たちが占めている可能性があります。
1年ちょっと前に立ち上げましたが、登録ユーザーは350万人、保存されたレシピは4,000万件に達しています。
ニール・ヴォーゲル
私たちは大きな勢いを持っており、今後数ヶ月の間に多くの新しい製品イニシアチブを立ち上げる予定です。以前にもお話ししたPeopleアプリですが、繰り返しになりますが、ここでの真の成果は、私たちがどのように人々を惹きつけているかという点にあります。アプリへの訪問時間は、ウェブへの訪問時間の約3倍です。アプリで最も人気のあるコンテンツであるゲームをユーザーにプレイしてもらえれば、訪問時間は20分になります。
前回の電話会議以降、ユーザー数は43万人にまで増加しています。MyRecipesとPeopleアプリの両方について、これらはユーザーと直接エンゲージメントを図る方法や、これらすべての新しいスキルを私たちに教えてくれましたが、そこで注目すべき重要な点は、BDが言ったように、これらの成長のために自社の資産の範囲外には一切出ていないということです。
ニール・ヴォーゲル
これらを展開し、それらに関する財務モデルを精緻化していくにつれ、それは非常に大きな機会となります。もう一つ言及する価値があるのは、私たちがソーシャルビデオやソーシャルビデオシリーズを一種の「新しいテレビ」として捉えてきたことであり、InStyleにおいて、『The Intern』と『The Boss』という2つの作品で、まさに大ヒット作を手にしています。最初の作品である『The Intern』は約1年前に立ち上げられました。3分間や4分間のエピソードのすべてを通じて、1年間で4,500万回再生を記録しており、その周囲で強固なスポンサー事業が成長しています。
バリー・ディラー
少し前に、たった『The Intern』だけで、1つのパッケージ、1つのシリーズだけでも——彼らは年に何度もシリーズやエピソードなどを制作していますが——と言いませんでしたか?
ニール・ヴォーゲル
もちろんです。はい。
バリー・ディラー
1エピソードが75万くらいだった。
ニール・ヴォーゲル
ええと、私たちは、私たちは……
バリー・ディラー
新規収益として。
ニール・ヴォーゲル
合計で約20分ほどの1シーズンを販売することができており、非常に幸運な状況にあります。
バリー・ディラー
その通りです。
ニール・ヴォーゲル
3分間のエピソードが6、7本あり、そのあたりの規模感でフルシーズンを販売してきました。多かれ少なかれではありますが。我々が取り組んでいることに対して、多くの関心が寄せられています。
バリー・ディラー
完全に自社制作ですね。
ニール・ヴォーゲル
完全に自社制作、完全に我々自身で作ったものです。すべての権利を保有しています。すべてを所有しています。これは非常に成功した試みであり、現在は『People』やその他多くのプロパティにわたって、このモデルを適用しています。
バリー・ディラー
また、『Southern Living』もあります。『Southern Living』は、我々の最も強力なものの一つです。
ニール・ヴォーゲル
ええ。
バリー・ディラー
もしもし? 誰か咳をしましたか? まあいいでしょう。『Southern Living』には、非常に興味深いと私が考えていることがいくつかあります。そして、非常に忠実なベース(層)を持っています。何でしたっけ? 数百万人の。
ニール・ヴォーゲル
ええ。『Southern Living』は我々にとって非常に大きく、重要なプロパティです。文化的に、国の広い地域において非常に重要な存在です。
バリー・ディラー
私が学んだことの一つとして、また『サザン・リビング』のフォロワーではない方々も、南部特有の飲み物であるスウィートティーからご存知かと思いますが……
ニール・ヴォーゲル
そうですね。
バリー・ディラー
あなたは、これ(スウィートティー)を私に味見させてくれると言い続けていますね。
ニール・ヴォーゲル
味見はしていただきますよ。もう準備はできています。
バリー・ディラー
それについては、独自のティー、独自のブランドを製造しており、それを「サザン・リビング・スウィートティー」というサザン・リビングのブランド名で製造・流通させる予定です。それが実際にどこまで発展するかは誰にもわかりません。
ニール・ヴォーゲル
ええ。
バリー・ディラー
もし南部から台頭するとすれば。ご存知のように、こうした飲料の多くは、始まりの場所が地理的に限定されていますが、その後、全国、そして世界へと広がっていきます。それが何になり得るかは誰にもわかりません。また、『サザン・リビング』はこうした住宅も手がけています。
つまり、毎年(住宅を)建てているのです。
ニール・ヴォーゲル
私たちは、サザンスタイル(南部様式)の住宅、それも非常にハイエンドな住宅を建てるための建築設計図を販売するビジネスを展開しています。とても美しい家なのです。
バリー・ディラー
はい。また、このコミュニティについても、つまり、私たちは『Southern Living』ブランドの、あのようなライフスタイルのための実際の住宅コミュニティを開発するかもしれません。そして繰り返しになりますが、それを自社で所有し、願わくは運営もしたいと考えています。
ニール・ヴォーゲル
はい。BDが先ほど19の異なるアイデアに言及しましたが、実際にはおそらく19よりも多くのアイデアが浮上しており、私たちはそれらを真剣に追求しています。Turoの話に戻りますと、それは私たちが何ができるかを示す非常に良い例だと思います。
バリー・ディラー
それぞれが、自社資本であれ他者の資本であれ、個別に組織され、資金調達された事業となり得ます。それは、この歴史ある出版事業とは切り離された、それ自体が独立したP&L(損益計算書)を持つものとなります。この出版事業から、独自の収益や独自の構造などを持つ個別の収益P&L事業をスピンオフ、あるいは派生させることができるのです。そうなったとき、「何が起こり得るか?」とおっしゃるでしょう。
バリー・ディラー
重ねて申し上げますが、それは1年で実現することではありません。しかし、おっしゃる通り、今後数年、5年後を見据えると、これは数十もの事業を生み出すための肥沃な土壌となります。なぜなら、私たちがこれに注力し始めれば(そしてすでに注力し始めていますが)、他にはない優位性を我々に与えてくれる知的財産を保有しているからです。
ニール・ヴォーゲル
私たちは、過去10年間でオーディエンスを構築することについて、非常に多くのことを学んできました。
バリー・ディラー
分かりました。では、次の質問に移りましょう。
クリストファー・ハルピン
ええと、私に(その件を)扱わせていただければと思います。
バリー・ディラー
何をしたいのですか?
クリストファー・ハルピン
私も財務に関する質問にお答えします。
バリー・ディラー
今のは何ですか?
ティム・クイン
それというのは、ええと、第1四半期をどう乗り切るか、ということです。
バリー・ディラー
勘弁してくださいよ。第1四半期ですって。つまり、
ティム・クイン
いや、つまり—
バリー・ディラー
皆さんは、誰も注目していないような些細な数字の話よりも、我々の将来について聞きたいと思わないのですか?いいですか、もし皆さんが、Care.comに何が起こったのか、そしてそれが、何と言いましたか、前四半期か、あるいは...にどう影響したのかに注意を払っていたなら。
ティム・クイン
ああ、あなたは—
ティム・クイン
ガイダンスの混乱や、そういったことです。中には好調なものもありました。
バリー・ディラー
それは、言わせてもらえば、ビジネスに注意を払うことだったでしょう。
クリストファー・ハルピン
L.A.を。
ティム・クイン
はい。私が申し上げたいのは、第1四半期は第4四半期の継続であり、特にライセンシングとコマースにおいて非常に、驚異的な強さを見せたということです。一方で、広告事業は、こうしたボリュームの課題に対処しているため、ほぼ横ばいでした。私が考える未来とは、BDやニールが述べている通り、これらの非セッションベースの収益モデルであり、これらは現在、当社の収益の約40%から41%を占めるものですが、第1四半期には24%でした。
伝統的なセッションベースのメディアモデルを維持しつつ、これこそが未来なのです。これに関連して――
バリー・ディラー
つまり、Googleからのトラフィックをどれくらい失ったのでしょうか?
ティム・クイン
Googleからですか? 65%です。
バリー・ディラー
なるほど。皆さんが今回対処してきた方法に、これほど近い形でこの移行を乗り越えてきたパブリッシャーが他にいるでしょうか? 我々は依存することから移行してきました。私は10年以上前から、我々は皆、Googleの独占的な土地と財産の上でサーフィンをしているようなものだと言ってきました。他者にトラフィックを与えてもらうことに依存することからのこの移行は、このデジタル界において、過去約20年間にわたりあらゆる存在が行ってきたことですが、我々は今、他者に依存することなく、自らの手で、自社トラフィックという真のポジティブな領域へと移行しました。
この功績が、本来あるべき姿として、誰も真に認識していないということは、信じがたいことです。
ティム・クイン
同感です。
バリー・ディラー
そう言ってもらえて嬉しいですよ。
ティム・クイン
それこそが未来だと考えています。ええ、従来のモデルではないその40%は、今後数四半期、そして数年間にわたり、意味のある成長を見せると考えています。
バリー・ディラー
それは我々のものです。
ティム・クイン
我々のものです。
バリー・ディラー
我々は、独占企業に対して懇願したり、借りを入れたり、果てしない交渉に明け暮れたりする必要はありません。
ティム・クイン
その通りです。
バリー・ディラー
我々は、まさに独自の確固たる基盤の上に立っています。これは、強力な購読収益を持つニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルを除く、他のあらゆるパブリッシャーとは、ほぼ、いや、ほぼではなく、完全に異なると私は考えています。分かりました。
クリストファー・ハルピン
わかりました。ジョン、ありがとうございます。オペレーター、次の質問をお願いします。
オペレーター
次の質問は、JPモルガンのコーリー・カーペンター氏からです。どうぞ。
コーリー・カーペンター
はい、ありがとうございます。MGMとTuroについて伺いたいと思います。バリー、MGMに関して、MGMをPeople Inc.内に維持することの利点についてお話しいただけますでしょうか。なぜ分社化しないのですか?次にTuroについてですが、そのパフォーマンスに関するアップデートはありますか?また、その事業は継続する予定ですか、それとも売却も検討していますか?ありがとうございます。
バリー・ディラー
MGMの方からお答えしましょう。はい。その答えはもちろん(維持することに利点がある)ということです。いいですか、このポートフォリオはかつて50、60もの異なる事業を抱えていました。
2つ程度なら間違いなく扱えます。MGMについては、その見通しは極めて素晴らしいと考えています。つまり、MGMは、日本で大規模なリゾートを建設しており、その開業が近づくにつれて……日本で唯一のゲーミングリゾートであり、120億ドル規模のプロジェクトで、2029年か2030年頃に日本で開業するのですが、その開業が近づくほど、人々はMGMがいかに割安であるかを理解するようになるでしょう。現在は割安なままでむしろ好都合です。
なぜなら、それによって(自社株買いが)可能になったからです。MGMは……
ティム・クイン
はい
バリー・ディラー
……過去5年間で、その株式の45%ほどを買い戻しました。事業運営は堅調です。ラスベガスについて語る人がいますが、ラスベガスもまた、終わりのないサイクルを経てきました。ラスベガスが衰退しているわけではありません。
詳しく述べるまでもない現在の状況がありますが、例えばカナダについては、統計を間違えているかもしれませんが、40%ほど落ち込んでいると思います。カナダは政権の政策やその他の一時的な要因により、ラスベガスにとって非常に強力な集客源でした。株価が割安であることはむしろありがたいと考えています。それによってこれほど多くの株式を買い戻すことができたからです。
現在のディスカウントは、いずれ解消されると考えています。ただ、あまり早く解消されることを急いではいません。
クリストファー・ハルピン
Turoについてですね。
バリー・ディラー
Turoについて話してください。
クリストファー・ハルピン
ありがとうございます。Turoは、成長へと回帰するための戦略的取り組みにおいて、順調に実行に移してきました。以前もお話しした通り、パンデミックによる過熱感から落ち着く過程で、Turoは取扱量の大幅な減速を経験しました。これに、パンデミック時の高水準からの調整と、競合他社による電気自動車関連の失策の両方に起因する業界の価格圧力が加わり、これら2つの要因が重なったことで、一時期、Turoの収益成長率は1桁台半ばまで落ち込みました。
クリストファー・ハルピン
当社は2025年に10億ドルを超える収益を上げましたが、経営陣は昨年、取締役会とともに、大幅な成長の促進、マーケティングの再活性化、およびコスト効率の向上に注力してきました。新たに最高マーケティング責任者(CMO)としてデビッド・コーンズ氏を採用しましたが、同氏はブランド認知度を高めるために正しいステップを踏んでいると確信しています。Turoについては、認知度向上とあらゆる面での製品テストが最大の課題であると常々述べてきました。リピート率、NPS(顧客推奨度)、レビューは非常に優れています。
クリストファー・ハルピン
デイビッドとチームは、より多くの人々をファネル(検討プロセス)に取り込み、試してもらうことに注力しており、その展開を見るのを楽しみにしています。また、マーケットプレイス全体における価格設定、マッチング、および執行を改善するために、Cedric Mathieuを最高ビジネス責任者(CBO)に昇進させました。これらの取り組みは実を結び、Turoは第1四半期に、主にボリュームの増加によって、前年同期比で二桁の増収へと戻りました。レンタカー市場の価格設定は、もはや逆風ではありません。
同社は、より多くの新規ユーザーを呼び込むための極めて明確なゲームプランを持っており、それはあらゆるレンタカー会社を圧倒する体験になると考えています。
バリー・ディラー
もし6ヶ月前に私たちに尋ねていたら、どう言ったかは分かりませんが、「よし、これを売ろう。これに対する我々の持分を売却しよう。これ以上の出資はしない。支配権も握らない」などと言っていたでしょう。
しかし、現在は非常に好調に推移しています。1年、2年、あるいは3年後には、おそらくどこかの時点で上場することになるでしょうから、これが当社のポートフォリオの一部であり続けるとは思えません――
クリストファー・ハルピン
はい。
バリー・ディラー
何ですか?
クリストファー・ハルピン
はい。
バリー・ディラー
――あるいは、何らかの戦略的プレーヤー(による買収)などです。現在は堅実に運営されており、私の考えとしては、誰かがやってきて我々のテーブルに巨大なレンガを投げつけるような(=抗いがたいほどの巨額な提案をしてくる)ことがない限り、成長に合わせて持ち続け、何らかの形でスピンアウトさせ、その際に現金化するというものです。
クリストファー・ハルピン
はい。私が言える唯一のことは、全面的に同意するということです。彼らは売上高総利益率と調整後EBITDAマージンを改善し続けており、フリーキャッシュフローを伴う堅実な収益性を確保していますので、全面的に同意します。分かりました。
コーリー、ありがとう。オペレーター、次の質問をお願いします。
オペレーター
次の質問は、バークレイズのロス・サンダーからとなります。どうぞ。
ロス・サンダー
ありがとうございます。ニール、あるいはティム、オフプラットフォームの収益について再度伺いたいと思います。オフプラットフォームへのトラフィックをどのように多様化させているのか、また、その事業においてマネタイズを促進し、マージンを改善するために何を行っているのか、そして、その分野における中期的成長をどのように見込んでいるのか、もう少し詳しくお話しいただけますか?2つ目の質問は多少関連しますが、Googleの広告技術(Ad Tech)訴訟について、救済措置のタイムラインや、当社のビジネスにどのような影響が出ると予想されるかといった進捗はありますか?ありがとうございます。
ニール・ヴォーゲル
はい。訴訟の部分については私からお話しし、その後ティムに数字について説明させます。以前申し上げました通り、ご質問の訴訟は、いわゆる「Google広告技術訴訟」と呼ばれるものです。これは、Googleがその支配力を利用して、アドサーバーおよびアドエクスチェンジ市場を不当に独占したという連邦判事の判決に基づいています。
当社は、ここにおける政府の調査結果を全面的に信頼できると考えており、これらの市場における当社の規模と参加レベルを考慮すると、損害賠償額は相当なものになると考えています。
バリー・ディラー
つまり、判決はすでに下されているので、厳密な意味での「訴訟」ではないのです。彼らはすでに、Googleがこれやあれ、その他の事項において有罪であると述べています。我々や他の多くの人々は、それを根拠に巨額の請求を行っています。
ニール・ヴォーゲル
現時点で、損害はどの程度になるのでしょうか?
バリー・ディラー
ええ、それらは正真正銘、巨額です。私に言わせれば、「よし、このプロセスを待とう」という感じです。おそらく1、2年といったところでしょう。
ニール・ヴォーゲル
今年、これに1,000万ドルから1,500万ドルの間を投資する予定であり、和解に至らない限り、楽観的に見ても、今年いっぱい、そして来年の上半期あたりに解決するまで時間がかかるものと予想しています。
バリー・ディラー
ええ。つまり、単なる金の流出先ですよ。
ニール・ヴォーゲル
はい。
バリー・ディラー
どれほどの規模になるか、我々にはわかりません。
ニール・ヴォーゲル
はい。ティムの回答へと話を移します。
バリー・ディラー
ちなみに、非常に高い利益率で。
ニール・ヴォーゲル
非常に高い利益率です。はい、その通りです。その通りです。ティムの回答へと話を移します。
バリー・ディラー
その小切手を換金するために、どれほどすぐに通りを渡っていけるか、ということです。
ニール・ヴォーゲル
そうしたいものですね。
バリー・ディラー
しかしながら、それは非経常的なものです。
ニール・ヴォーゲル
その小切手を換金したいものです。オフプラットフォームについて手短に背景を説明してから、ティムに数字を説明させます。少し話を広げて見ていただきますと、我々のオフプラットフォームが――
バリー・ディラー
大声を出さなくても大丈夫ですよ。
ニール・ヴォーゲル
叫んでいる自覚はあります。話すスピードが速すぎます。私たちのオフプラットフォーム事業がうまくいっている理由は、俯瞰的に見て、要約すれば、これら素晴らしいアイコニックなブランドを持っているからです。5年前にMeredithを買収して以来、私たちのブランドがこれらすべての新しいことを行い、かつ、人々の生活の異なる形での入り込みを許容されるような位置に置けるよう、非常に懸命に取り組んできました。
それがいくつかのインバージョン・プロジェクトであれ、私たちが実施してきた歴史的なイベントのようなことであれ、私たちのブランドが非常に強力であるため、特に私たちが最も頻繁に言及する7つ、8つ、あるいは9つのブランドにおいて、真のモメンタム(勢い)を得ています。具体的な推進要因についてはTimに話してもらいますが、これが今後の私たちのすべての活動の基盤となります。
ティム・クイン
ええ、先ほど申し上げました通り、売上高の41%、あるいは第1四半期においては24%がライセンス供与によるものであり、これにはApple NewsからAI関連の契約、コンテンツ・シンディケーションに至るまで、あらゆるものが含まれます。私たちが申し上げ続けてきましたし、Neilも何度か述べているように、私たちは今日、過去のどの時期よりも多くのコンテンツを制作しており、かつてないほどの成功をもって、より多くのプラットフォームを通じてそれらを配信しています。
ティム・クイン
ここで少し強調したように、私たちが独自であると考えている点は、ブランド、オーディエンスの規模とリーチ、それらのオーディエンスに関するデータ、そして現在の形態における、広告主にアプローチしてそれらのオーディエンスに対して販売を行うセールスチーム、これらを組み合わせて持っていることです。そこにおいて、私たちは自らの運命をコントロールし、セッションベースではない収益ストリームを、非常に魅力的なレートで再び成長させることができ、それが私たちの未来です。これはすべて推測ではありません。実際、第1四半期にそれを実現しました。
クリストファー・ハルピン
はい。わかりました。次の質問をどうぞ。
バリー・ディラー
進めてください。
オペレーター
次の質問はKeyBancのJustin Patterson様からです。どうぞ。
ジャスティン・パターソン
ありがとうございます。もしよろしければ、Neilに2点伺わせてください。第一に、今年のD/Cipherにおける最優先事項について詳しく伺いたいです。第二に、一歩引いた視点からAIがトラフィック・ファンネルをどのように変えたかという点について、そこでの最新の知見と、今後数年間、どのように持続可能なビジネスを構築し続けていけるとお考えかについて伺いたいです。
ありがとうございます。
ニール・ヴォーゲル
承知いたしました。まずAIに関する質問にお答えし、その後に別の質問についてお話ししましょう。それについてはティムが補足できます。ここから見た我々のAIの状況について申し上げますと、我々はこれについて非常に強い確信を持っています。
今後、リスクよりも機会の方が多いと考えています。1、2年前を振り返り、我々にとってのAIのリスクを見てみると、それらはすべて検索に関するものでした。「AIが我々のオーディエンス・ソース(視聴者源)を中抜きしてしまうのではないか?」という懸念です。それはすでに起こりました。
しかし、我々はその局面を乗り越え、より多角化された、より強固なビジネスへと進化しました。現在、我々はAIを機会として捉えています。
ニール・ヴォーゲル
ティムが今言ったことに話を繋げますと、我々は3年前と同じコストで、50%多くのコンテンツを制作しています。それも、はるかに高品質なものだと主張しますし、そのすべては依然として人間によって制作されています。それが可能なのは、あらゆるプロセスをAIによって合理化できているからです。D/CipherにおいてAIを活用することで、広告ターゲティングを真に精緻化できています。
また、コマース事業においてもAIを活用し、何が人々のオファーへの反応を促すのかを真に理解できています。我々にとってのAI、そして人々にとってのAI、我々は未来を受け入れる者です。我々はこれまでのやり方に固執することはありません。そして、3,500人の組織に対し、AIの使い方を教えてきました。
ニール・ヴォーゲル
例えば、我々は「AI担当責任者(AI Czar)」を置いているわけではありません。AIが自分自身にどのように適用されるかを理解することは、それぞれの役職における皆さんの仕事であり、それは非常に、非常にうまく機能しています。人々は、AIは何らかの形でブランドと相容れないものだと考えています。しかし、我々に起こっていることは、人々のアウトプットが「これは本物か?本物ではないのか?これはフェイクか?」とますます混乱させられている世界において、今やブランドこそが価値であるということです。
人々は我々を信頼しています。彼らは何が得られるのかを知っています。そして、我々は今やAIを活用して、我々のブランドやブランド提供価値をより強固にすることができます。我々は、その機会は極めて巨大であると考えています。
ニール・ヴォーゲル
我々は、自社においてAIに対して楽観的な立場をとっていますが、それは非常に重要なことだと考えています。繰り返しますが、これは我々が行っているインバージョン(inversion)や、広告を販売するために日々行っているあらゆる活動とも密接に関連しています。人間によって支えられているこれら素晴らしいブランドにAIを導入することは、計り知れない機会なのです。
バリー・ディラー
いいえ、非常にうまく言われていると思います。先ほども申し上げましたが、自社内に「自然なヘッジ(リスク回避手段)」を持っていることが、いかに素晴らしい状況であるかについて、一点だけ付け加えさせてください。MGMにおけるAIは、実は(脅威としては)無意味です。もちろん、あらゆる方法でシステムを改善するために内部的には活用されていますが、最終的なシミュレーションがいつ実現するにせよ、それまでは何もAIに取って代わられることはありません。
顧客と我々のリゾートの間に、AIが介入して介在をなくすことなど、不可能です。
バリー・ディラー
AIがいかにビジネスを変え、破壊するかといったことを誰もが心配している世界において、これは素晴らしい種類のヘッジなのです。MGMでは、どうなると思いますか?人々は我々の場所へやってきます。AIが彼らに対して、いかなる方法でも介在をなくすことはできないのです。その点は本当に気に入っています。
私がこの分野に興味を持った根本的な理由は、数年前に我々のあらゆる領域が他者のコントロールに依存しているのではないかと懸念していたからですが、ここにはその正反対の場所があります。顧客に素晴らしい体験を提供すれば、彼らはそこへやってくるのです。さて、これでその話は終わりです。
ニール・ヴォーゲル
D/Cipherについて手短に。我々はD/Cipherについて非常に楽観的です。これはオープンウェブおよびCTV全域における我々のTAM(総獲得可能市場)を真に拡大させるものです。最も重要なのは、それが実際に機能しているということです。
我々は素晴らしいファーストパーティデータを持っています。あらゆる種類のAIによる活用が進んでいます。ティムに譲ります。
ティム・クイン
先ほど申し上げた通り、ニールが言っていることを繰り返しますと、我々の能力はより高度化しています。製品はより良くなっています。現在、既存の広告主に販売するためのプレミアム営業チームに加え、中堅市場、独立系代理店、および政治広告主に販売するためのM&I営業チームを擁しています。我々はこれに非常に期待しています。
繰り返しますが、前回申し上げた通り、今年の後半から来年にかけて、我々の成長率を200〜300ベーシスポイント押し上げると考えています。
クリストファー・ハルピン
わかりました。ジャスティン、ありがとうございます。オペレーター、次の質問をお願いします。
オペレーター
次のご質問は、TruistのYoussef Squali様からです。どうぞ。
ユセフ・スクアリ
素晴らしい。ご質問を受け付けていただき、本当にありがとうございます。ニール、広告に関する質問へのフォローアップをお願いします。特にPeopleにおけるパフォーマンス・マーケティングおよびライセンス収入の見通しについて、また、追加のライセンス契約が発表される可能性についてお話しいただけますか?バリー、ビジネスの非常に高いフリー・キャッシュ・フローの性質と、手元にある現金などを踏まえ、現時点で、利回り追求型の投資家を引き付けるために配当を開始することに、何か関心はありますか?ありがとうございます。
ニール・ヴォーゲル
私から先に回答します。AIライセンス契約のことだと理解しています。
ユセフ・スクアリ
その通りです。
ニール・ヴォーゲル
簡潔に述べます。これらの契約は2つのカテゴリーに分類されるようです。一つは定額制の契約で、我々のMetaとの契約やOpenAIとの契約のような、一種の基盤的なLLMに関するものです。それから、我々のMicrosoftとの契約のような、よりマーケットプレイス的な契約があり、これらは従量課金制の契約になるでしょう。
トラフィックのブロックを開始して以来、我々は、Googleという顕著な例外を除いて、この市場における予想されたプレイヤー、および予想外のプレイヤーの両方と、非常に生産的な議論に入っていることがわかっています。
ニール・ヴォーゲル
我々が目にしているのは、インターネット上の利用可能な情報源がクローリングし尽くされた、AIの新たなフェーズへの突入です。そこで真に価値を持つのは、新しい情報を作り出している人々です。我々は極めて多くの新しい情報を作成しており、それは人々にとって非常に価値があります。将来的にこれについてさらにお伝えできることがあると考えています。
現時点では、お答えできることは何もありません。
バリー・ディラー
まだ極めて初期の段階です。
ニール・ヴォーゲル
ただ、すべてが非常に初期の段階にあります。
バリー・ディラー
ええと、つまりー
ニール・ヴォーゲル
そのすべてが非常に初期の段階にあります。私たちがしてきた重要なこと、そしてこれは正しいことだと信じていますが、それは、私たちは早期に着手したいと考えており、あらゆる関係者との議論に参加する場を確保したいと考えているということです。それが私たちの見解です。今のところ、順調です。
事態が進展するにつれ、当然ながら皆様に最新情報をお伝えしていきます。
クリストファー・ハルピン
ニール。すみません。付け加えたい唯一の点は、ニールとティムが既に話したピボット(方向転換)、つまりコンテンツ開発のすべてをエバーグリーン・コンテンツから新しいコンテンツへと圧倒的にシフトさせるという戦略的転換についてです。これにより、他の多くのコンテンツソースが淘汰され、競争圧力が高まる中で、AIモデルが絶えず必要としている「新しい情報の継続的な供給者」として、People Inc.の立ち位置はさらに強化されます。
ニール・ヴォーゲル
高品質かつ、トレンドとなっているコンテンツのボリュームです。
バリー・ディラー
配当に関しては、もちろんです。キャッシュを積み上げていく中で、配当を行う企業であるべきだと考えています。将来的にそれが実現することを期待しています。次の方。
もう一問。
オペレーター
次のご質問は、オッペンハイマーのジェイソン・ヘルフェスタイン様からです。どうぞ。
ジェイソン・ヘルフェイン
ありがとうございます。資本配分について伺いたいと思います。今年のフリー・キャッシュ・フローの見通しが堅調であることを踏まえると、それらは基本的に、自社株買い、MGMの買収、そして潜在的な配当の組み合わせに充てられると考えてよいでしょうか。それとも、将来の選択肢(オプショナリティ)のために、バランスシート上に積み上げておくという意向があるのでしょうか。
ありがとうございます。
バリー・ディラー
ええ、つまり、聞いてください。答えはイエスです。私たちは、機を捉えて、この会社の資本構成を縮小し続けるためにキャッシュを活用していくつもりです。MGMへの投資は継続するつもりです。
はい、今後数四半期以内に行うとは思いませんが、もちろん、適切な配当は支払うつもりです。私にはありません。私たちがこれから行う投資は、Peopleの事業運営内で行われるものになると考えています。何も見当たりません。
私たちは実際に、我々の……。私たちは非常に大きなM&Aグループを擁していましたが、これによって非常に小さなM&Aグループになるでしょう。
バリー・ディラー
以前の運営形態のように、eコマースやインターネット活動の非常に初期段階にいた頃に、次々とやってくるあらゆる機会を追い求めていたような状態とは、もう見ていません。私たちは常に、あらゆるセクター、あらゆる場所で、常に探し求めていました。今はもうそうではありません。そうあることを望んでもいません。
私たちには社内に非常に多くの機会があります。そこに資本を投入すべきなのです。
ジェイソン・ヘルフェイン
ありがとうございます。
バリー・ディラー
よし、以上ですか?
クリストファー・ハルピン
ジェイソン、ありがとう。オペレーター、最後にもう一つ質問をお願いします。
オペレーター
次の質問は、シチズンズ・バンクのマット・コンドロン様からです。どうぞ。
マット・コンドロン
ご質問をお受けいただき、誠にありがとうございます。アフィリエイト・コマースの成長について伺いたいと思います。非常に堅調な四半期を過ごされたようですが、その要因と、成長を維持するための将来的な可能性についてお話しいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
ティム・クイン
そうですね、コマース事業は数四半期、いえ、数年間にわたり、極めて一貫しており、底堅く推移してきたと言えます。それは我々のチームの、つまり小売業者に対するGMV(流通取引総額)の成長を牽引する能力の証です。そうでなければ、この事業は成長していないでしょう。ニールが強調したように、より優れたコンテンツを作成すること、そして小売業者とのパートナーシップと関係を深めることによって、それを実現しています。
先ほど見通し(visibility)についての質問がありましたが、我々には確かな見通しがあります。明らかに消費者は好調であり、我々もそれを好感しています。少しだけ予告しておきますと、近々、我々が期待している新製品をいくつかリリースする予定です。
バリー・ディラー
別れの挨拶、そしてまた後ほどお会いしましょう、という言葉以外に、私が付け加えたい唯一のことは……クリスがまた――
クリストファー・ハルピン
ありがとうございます。
バリー・ディラー
...彼は、おそらく次回も同席する予定ですが、私が申し上げたいのは、数日間のうちにこれらの数値を整理し、非常に良好であった第1四半期が、それ以外のものとして誤解されないようにしたいということです。少なくとも、一晩の間は、そのように(誤解)されてしまったようですが。
クリストファー・ハルピン
それはCareの非継続事業のことですね。はい、承知いたしました。
バリー・ディラー
ええ、ええ。
クリストファー・ハルピン
そういたします。
バリー・ディラー
それ以外については、皆様のご多幸をお祈りします。ありがとうございました、それではまた。いえ、直接お会いすることはないかもしれませんが、近いうちにまた私たちの話をお聞きいただくことになるでしょう。
クリストファー・ハルピン
皆様、ありがとうございました。オペレーターの方、ありがとうございました。
オペレーター
本カンファレンスは終了いたしました。本日のプレゼンテーションにご参加いただき、ありがとうございました。これにて回線をお切りください。